NOVEL 連載小説
トーキョーマティーニ
— THE AOYAMA GRAND HOTEL —
By Lily
【第1章】

【第2章】

【第3章】

第3章 三谷瑠歌/40歳【シーン1】
「しあわせだなぁ」
眠りにつく前、柔らかな頬に頬を寄せたらふんわりとあの子は瞼 を閉じて、自分の気持ちを言葉にした。
心からこぼれ落ちるような声って、こんなにも胸の深いところま で染み入るものなのね。どんなに時が経っても、私はいつだって記憶の引き出しをあければその声を再生できる。
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眠りにつく前、柔らかな頬に頬を寄せたらふんわりとあの子は瞼 を閉じて、自分の気持ちを言葉にした。
心からこぼれ落ちるような声って、こんなにも胸の深いところま で染み入るものなのね。どんなに時が経っても、私はいつだって記憶の引き出しをあければその声を再生できる。
【第3章】

【第3章】

【第4章】

2025年、バレンタインデーに小説『トーキョーマティーニ』の1年間連載が始まりました。
更新は、金曜日のカクテルアワー。
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